臨床検査用染色液・試薬及び顕微鏡用グラス、替刃等に貢献する武藤化学株式会社

亜硫酸水素ナトリウム液

亜硫酸水素ナトリウム液
亜硫酸水素ナトリウム液
定価1,800

膵ラ島B細胞と弾性線維が染色されます。

JANコード4517715400811
品番40081
商品名亜硫酸水素ナトリウム液
包装500ml
製造日数2
規制他冷労
使用期限1年

染色方法

脱パラフィン、脱キシレン、水洗 
ブアン液 再固定室温、3日間
流水水洗切片が白色になるまで
酸化10分
流水水洗 
亜硫酸水素ナトリウム液切片が白色になるまで
流水水洗5分
60%エタノール 馴染ませる
アルデヒド・フクシン液20~30分
60%エタノール3秒×2槽
流水水洗、蒸留水 
フクシン・ポンソー液15分
0.5%酢酸水30秒
2.5%リンタングステン酸液1~2分
0.5%酢酸水30秒
ライト緑液5分
0.5%酢酸水5秒
脱水、透徹、封入 

染色の注意点

・パラホルムアルデヒドを加えた、アルデヒド・フクシン使用液は約2週間で共染が強くなります。
・ホルマリン固定標本では、ブアン液で再固定(室温で3日間)を行うと染色性が良くなります。
・60%エタノールによる分別後に鏡検を行い、染色性を確認して下さい。
・強い共染が認められた場合は、1%塩酸70%エタノールで分別して下さい。
・リンタングステン酸液により弾性線維以外の結合組織が白色になるのを確認して下さい。
・酸化液の調整は酸化液100mlに濃硫酸0.15mlを加え使用液とします。

染色液の調整

アルデヒド・フクシン液100mlに対し添付のパラホルムアルデヒド1mlを使用2日前に加え使用液とします。

過マンガン酸カリウム液の調整

過マンガン酸カリウム液100mlに濃硫酸0.3mlを加え使用液とする。

染色結果

染色結果
・弾性線維、膵ラ島B細胞;紫色・膵ラ島D細胞;淡緑色
・膵ラ島A細胞;赤色
・結合組織;緑色

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