臨床検査用染色液・試薬及び顕微鏡用グラス、替刃等に貢献する武藤化学株式会社

ブアン液

ブアン液
ブアン液
定価18,000

本染色方法は膵ランゲルハンス島A細胞を染める方法と発表されたが、神経内分泌顆粒の検索にも用いられています。

JANコード4517715331450
品番33145
商品名ブアン液
包装5L
製造日数2
規制他劇労P
使用期限2ヶ月

染色方法

染色方法
脱パラフィン、脱キシレン、水洗  
蒸留水  
0.03%硝酸銀液A37℃ 1晩 もしくは 60℃ 2~3時間
還元液(グリメリウス用)B37~40℃ 1~3分
蒸留水  
2%チオ硫酸ナトリウム水溶液 1分
流水水洗  
ケルンエヒトロート液 5分
軽く水洗  
脱水、透徹、封入  

染色の注意点

・硝酸銀液は蒸留水で十分に洗浄した容器を使用。
・硝酸銀液は切片を入れる前に、ある程度加温しておくと反応時間の短縮になります。
・硝酸銀液および還元液の使用期限は1ヶ月です。
・還元液後の蒸留水で染色性の確認を顕微鏡下で行って下さい。染色性が弱い場合は、蒸留水を通し、A (37℃ 1時間~2時間)、Bを繰り返す。この時、銀液は同一で良いが、還元液は新調して下さい。
・ホルマリンにて長期間固定されていた検体は、脱パラフィン後に37℃に加温したブアン液にて1時間~2 時間の再固定を行うと比較的良く染まります。

染色結果

好銀細胞(膵島A細胞、消化管銀親和細胞、消化管好
銀細胞など);黒色~茶褐色
核;桃色

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