尿には少量の塩類、ブドウ糖、たんぱく質などが含まれており、細菌にとっては格好の培養基となっています。したがって尿を室温に放置すると速やかに細菌が増殖し、尿素を分解してアンモニアを生成します。すると尿のpHはアルカリ側に傾き、多くの化学成分や細胞成分が破壊されてしまいます。
特に細胞は放置することにより自己融解を起こしたり、その他の様々な作用により破壊が進みます。したがってこれまでは採尿後2~4時間以内に検査を実施するように求められてきました。しかし今日の検査体制においてこの条件をクリアするのは困難な状況にあると言えます。
そこで、より正確な検査のために尿細胞保存液「ウリキープ5D」を開発いたしました。
尿中の細胞を様々な角度から保護し細胞変性を防ぎます。特に変性の激しい癌細胞においてもその効果は明確です。
| JANコード | 4517715203221 |
|---|---|
| 品番 | 20322 |
| 商品名 | ウリキープ5D |
| 包装 | 500ml |
| 製造日数 | 2 |
| 規制他 | 労 |
| 使用期限 | 10ヶ月 |
| 尿 | |
| 遠心(3000rpm) | 2分間 |
| 沈渣+細胞保存液(1.0ml) | 混和して直ちに |
| 再遠心(3000rpm) | 2分間 |
| 沈渣・塗沫 | |
| 固定 | |
| 染色・封入 |

