ラボステイン
定価2,100円
尿沈渣鏡検は、腎尿路系疾患診断に欠かすことのできない検査です。従来、尿沈渣の観察は無染色でなされてきましたが、鑑別の困難な例が少なくありません。検査に要する時間も長く、一般には敬遠されています。しかし、病院・診療所のみならず、学校検尿・職場検尿などの普及にともない尿沈渣鏡検の重要性と意義が拡大しており、染色法により鑑別を容易にし、診断を適確にする必要があります。
| JANコード | 4517715501716 |
|---|---|
| 品番 | 50171 |
| 商品名 | ラボステイン |
| 包装 | 5ml×5A |
| 製造日数 | 0 |
| 規制他 | 冷 |
| 使用期限 | 6ヶ月 |
特長
1） 各種の沈渣成分（とくに円柱・白血球・上皮）が見つけやすく同定しやすい。
2） 一滴を滴下するだけで操作は極めて簡単で目がつかれません。
2） 一滴を滴下するだけで操作は極めて簡単で目がつかれません。
染色方法
1） 新鮮尿を500g、5分遠心して下さい。
2） アスピレーション法もしくはデカント法で上清を除去して下さい。
3） ラボステインを1滴加えよく混和します。
4） 2～5分間染色して下さい。
5） スライドガラスに沈査を1滴とり、18×18mmのカバーガラスをかけ鏡検して下さい。
2） アスピレーション法もしくはデカント法で上清を除去して下さい。
3） ラボステインを1滴加えよく混和します。
4） 2～5分間染色して下さい。
5） スライドガラスに沈査を1滴とり、18×18mmのカバーガラスをかけ鏡検して下さい。
染色結果
| 赤血球 | 淡いピンク—無染 |
| 白血球 1．濃染細胞 2．淡染細胞 3．輝細胞 | 核、細胞質とも紫 核、細胞質とも淡青—無染 核、細胞質とも淡青—無染 （細胞質内にブラウン運動する顆粒が認められる） |
| 上皮細胞 | 核は赤紫——紫、細胞質はピンク——淡紫 核、細胞質とも無染のこともある。 |
| 円柱 1．硝子 2．顆粒 3．脂肪 4．ロウ様 | ピンク—バラ色 赤紫—紫 無染 ピンク—紫 |
| 細菌・酵母 | 紫または無染 |
| トリコモナス | 無染 |
| 粘液 | 淡ピンク |
| バックグランド | 淡ピンク—淡紫 |
シュテルンハイマー・マルビン染色例
