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0.1% オーラミンＯ染色液

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0.1% オーラミンＯ染色液
0.1% オーラミンＯ染色液
定価1,200円

蛍光色素を用いた結核菌（Mycobacterium tuberculosis）などの抗酸菌染色法で、鏡検には蛍光顕微鏡を必要とする。 Ziehl-Neelsen 法と異なり、200 倍で鏡検できるため、検出感度が優れている。

JANコード4517715420710
品番42071
商品名0.1% オーラミンＯ染色液
包装100ml
製造日数2
規制他冷労P
使用期限1ヶ月
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染色液

（1）石炭酸オーラミン液（2）0.5%塩酸アルコール（3）レフレルのメチレン青液
（1）第1液　オーラミン液
・オーラミンO　0.1g
・95%エタノール 10ml
（2）第2 液 ・石炭酸 3g
・精製水 87ml
使用時、第1 液：第2 液を1：9に 混合する.		濃塩酸 0.5ml
95%エタノール 99.5ml		（1）メチレン青原液
・メチレン青 5g
・純アルコール 100ml
（2）レフレルのアルカリ性メチレン青液
・メチレン青原液 30ml
・0.01% KOH 水溶液 100ml

（1）石炭酸オーラミン液は遮光して冷暗所に保存する。塩酸アルコールはZiehl-Neelsen 法とは濃度が異なるが、メチレン青液は同じものである。
（2）レフレルのアルカリ性メチレン青液は濃いので精製水で10倍に希釈して用いる。

染色方法

塗抹、自然乾燥、火炎固定 
オーラミン液を満載。（加温は不要）15分間染色
水洗 
塩酸アルコールで分別（塗抹面が無色になるまで行う）。 標本をゆり動かし、2 から3 回、塩酸アルコールを注ぐ。30秒～1分
水洗 
レフレルのアルカリ性メチレン青液の10倍希釈液を満載1～2秒
直ちに水洗後、自然乾燥（濾紙を用いてはならない）、 蛍光顕微鏡にて鏡検（200倍で行う）。 

注意点

（1）オーラミンO は発癌物質であるので、素手で扱わず、取扱に注意する。有効期限は製造日から1 カ月である。
（2）必ず陽性対照を置く。陽性対照は抗酸菌を生理食塩液に浮遊させたものを滅菌して、滴ビンに入れ、冷蔵保存しておく。
（3）標本は紫外線により蛍光が退色するので黒い紙に包んで保存するが、長期保存には耐えない。
（4）疑わしい場合はZiehl-Neelsen 染色で確認する。

染色結果

染色結果
抗酸菌は黄緑色の蛍光を発する。疑わしい場合は倍率をあげてみる。菌数が少ない場合は、Ziehl-Neelsen 染色を行う。
喀痰中の抗酸菌（200倍）
（Mycobacterium tuberculosis）

鏡検における検出菌数記録法

記録法蛍光法
（200 倍）		Z-N 法
（1,000 倍）		備考※
（ガフキー号数）
−0/30 視野0/300 視野G0
±1～2/30 視野1～2/300 視野G1
1 ＋1～19/10 視野1～9/100 視野G2
2 ＋≧ 20/10 視野≧ 10/100 視野G5
3 ＋≧ 100/1 視野≧ 10/1 視野G9

※相当するガフキー号数

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