メテナミン銀調製セット
定価2,400円
通常の鍍銀染色では検出できない細線維を染め出すことにあり、腎糸球体基底膜、メサンギウム細胞、毛細血管基底膜を染めることを主な目的とするが、PAS陽性物質も染色される。
| JANコード | 4517715406615 |
|---|---|
| 品番 | 40661 |
| 商品名 | メテナミン銀調製セット |
| 包装 | 100ml用 |
| 製造日数 | 2 |
| 規制他 | 労P |
| 使用期限 | 1年 |
染色方法
| 脱パラフィン、脱キシレン、水洗 | |
| 1%（0.5%）過よう素酸液 | 10分 |
| 水洗 | 5分 |
| 蒸留水 | 3槽 |
| 調製したメテナミン銀液 | 63℃ 20分～60分 |
| 蒸留水 | 3槽 |
| 0.2%塩化金液 | 15分 |
| しゅう酸ホルマリン液 | 切片が白くなるまで |
| 水洗 | 3槽 |
| 調製した写真用酸性硬膜定着液 | 3分 |
| 水洗 | |
| H&E染色 | |
| 脱水、透徹、封入 |
※チオセミカルバジド媒染を行うと、銀液での反応時間が短縮できます。
染色の注意点
・メテナミン銀液では蒸留水で十分に洗浄した器具を用い染色を行って下さい。
・メテナミン銀液は使用直前に調整し、切片を入れる前に、ある程度加温しておくと反応時間の短縮になります。
・Ｈ＆Ｅ染色は染まりにくいので長めに行って下さい。
・メテナミン銀液は使用直前に調整し、切片を入れる前に、ある程度加温しておくと反応時間の短縮になります。
・Ｈ＆Ｅ染色は染まりにくいので長めに行って下さい。
染色液の調整方法
・メテナミン銀液の調製方法
（1）3%メテナミン水溶液50mlに5%硝酸銀を5ml加え攪拌。
（2）液が白濁後に無色透明になることを確認して下さい。
（3）蒸留水を45ml加えて下さい。
（4）使用直前に5%ホウ砂を5ml加えて下さい。
（5）濾過後に使用液とします。
| 品名 | 構成試薬 | 100ml用 | 500ml用 |
| メテナミン銀調製セット | 3%メテナミン水溶液 | 100ml×1 | 500ml×1 |
| 5%硝酸銀 | 10ml×1 | 50ml×1 | |
| 5%ホウ砂 | 10ml×1 | 50ml×1 |
（2）液が白濁後に無色透明になることを確認して下さい。
（3）蒸留水を45ml加えて下さい。
（4）使用直前に5%ホウ砂を5ml加えて下さい。
（5）濾過後に使用液とします。
※5%ホウ砂は低温で結晶化するので、この場合は加湿溶解後に使用します。
・写真用酸性硬膜定着液は蒸留水で5倍に希釈し使用液とします。
染色結果
基底膜、メサンギウム細胞、ＰＡＳ陽性物質：黒色
膠原線維：褐色
核：青色
細胞質：桃色
赤血球：赤色
膠原線維：褐色
核：青色
細胞質：桃色
赤血球：赤色