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LBC保存液

LBC保存液
LBC保存液
定価8,400

検体採取容器と標本作製器具が合体し、非常に簡単な操作で液状化検体細胞診標本が作製できます。
■ 『LBCプレップ』 婦人科用LBC標本作製容器 液量10ml
製造販売業届出番号 13B3X10082000002
【特徴】
・婦人科用
・LBC標本の作成とHPV-DNA遺伝子検査が行えます。
・高額な装置を必要とせず、遠心機1つでLBC標本が作製できます。
・消耗品が少なくランニングコストが安価です。
・細胞保存液にはHPV-DNA検査にも対応可能な『サイトリキッド』を使用しております。
・LBC標本、HPV-DNA検査のほかに免疫染色などにも応用が可能です。
・細胞保存液「サイトリキッド」


■ 『LBCプレップ2』 非婦人科用液状化検体細胞診  液量15ml
【特徴】
・高額な装置を必要とせず、遠心機1つでLBC標本が作製できます。
・数ステップで標本作製ができるので、標本作製の標準化が期待できます。
・消耗品が少なくランニングコストが安価です。
・固定液はご信頼いただいております『サイトコレクト液』を使っております。
・免疫染色などにも応用可能です。

・細胞保存液「サイトコレクト液」

JANコード4517715119133
品番11913
商品名LBC保存液
包装500ml
製造日数0
規制他
使用期限1年

HPV-DNA検査 および LBC標本作製方法

(1)ブラシ等で採取した検体を保存液中に入れ、細胞を浮遊させて下さい。(ブラシは除去して下さい)
(2)HPV-DNA検査用容器に3ml分注し、検査依頼施設へ提出してください。
(3)LBC標本も作製される場合には、、分注後の残りの7mlで、下記のLBCプレップ2【標本作製方法?】の手順(1)より行って下さい。
※検体のコンタミネーションを防止するために、遺伝子検査用の検体は『先取り』を厳守してください。
 LBC標本作製後の残液によるHPV-DNA検査はコンタミネーションの恐れもあり、適応エビデンスの検査精度外となりますことをご了解ください。
※HPV-DNA検査では、検体採取後2~30℃の条件で輸送及び保存が可能で、採取から4週間は安定した試験結果が得られます。

標本作製法? 適用検体種: 穿刺吸引検体および沈査

(1)キャップを外し、ブラシに付着した検体または沈査等の検体を保存液中に入れて下さい。(ブラシは除去して下さい)
(2)キャップにて密閉し、30 分以上の固定を行って下さい。
(3)1660 × g / 5 分間(3000rpm /半径16.5cm)にて遠心して下さい。
(4)上清を廃棄して下さい。(注1)
(5)精製水を5ml 入れ細胞を再浮遊して下さい。(専用ディスペンサーがあります)
(6)専用スライドガラスを装着したキャップで容器を密閉して下さい。(注2)
(7)キャップを底側にして10 分間静置して下さい。
(8)キャップを上側に戻し、容器全体を「トントン」と軽く叩いて下さい。(注3)
(9)キャップを緩めスライドガラスが容器等に触れないように引きぬいて下さい。
(10)95% アルコールで再固定し染色。
(11)残った検体を保存する場合には、残検体(水に浮遊した状態の5ml)にLBC 保存液(品番11913)を5ml加えて下さい。
※夾雑物が多い検体等では、標本上の細胞数が少ない場合があります。その際には、手順(4)以降を繰返して下さい。

標本作製法? 適用検体種: 液状検体(液体)

(1)液状検体(液状)をLBCプレップ容器(空容器)に15~20ml入れて下さい。
(2)1660 × g / 5 分間(3000rpm /半径16.5cm)にて遠心して下さい。
(3)上清を廃棄し沈査を得て下さい。
(4)沈査にサイトコレクト液を5ml 入れ十分に混和して下さい。(専用ディスペンサーがあります)
(5)[ 標本作製法? ] の(2)以降を実施して下さい。

注意点

(注1)遠心後の上清を廃棄する際に、サイトコレクト液が多く残ると細胞数が少なくなる原因になります。
(注2)強く締め過ぎるとガラスが破損する恐れがあります。
(注3)スライドガラスに残存する細胞浮遊液を除去して下さい。

使用上の注意点

・容器の再利用はしないで下さい。またスライドガラスは専用品をご使用下さい。
・保存液はメタノールを含んでおります。
・使用時には、ラテックスグローブや保護メガネで手と目を保護して下さい。
・感染に注意して下さい。
・ギムザ染色に適応致しません。

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