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脱灰液(プランク・リュクロ液)

脱灰液(プランク・リュクロ液)
脱灰液(プランク・リュクロ液)
定価45,000

石灰の沈着している、骨組織や石灰化巣などの標本作製の際、薄切の障害となる石灰を除去し、薄切を容易にします。

JANコード4517715202422
品番20242
商品名脱灰液(プランク・リュクロ液)
包装20L
製造日数2
規制他
使用期限1年

脱灰液の種類と特長

 特長
プランク・リュクロ液脱灰が非常に早く、1日に3~4回脱灰具合を見る。椎骨3時間、頭蓋骨24時間、大腿骨・頭骨7時間。
10% EDTA 2Na 液長期間(一ヶ月)脱灰しても組織への影響は少なく、組織化学へ有用です。液は1~2日ごとに交換します。

品番品名キット構成容量価格
20241プランク・リュクロ液 Plank Rychlo Sol.塩化アルミニウム 70g500ml¥2,000
塩酸(36%) 85ml
蟻酸(99%) 50ml
蒸留水 1000ml
2025110% EDTA 2Na 液 pH7.0エチレンジアミン四醋酸・2Na塩 100g500ml¥2,500
トリスヒドロキシメチルアミノメタン 12g
蒸留水 1000ml

脱灰の注意点

酸を使用し脱灰をする場合には、蛋白質に対して加水分解による解重合作用があり、浸漬時間の経過とともに染色性の低下が生じる欠点があります。したがって、脱灰は染色性の低下が実用限度内に止まるような方法を選択する必要があります。染色性の低下が少なく美しい標本を作るためには次の注意点があります。
1)固定にはホルマリンを主剤とした固定液が適しており、十分な固定が必要です。
2)脱灰液の浸透液を良くするために、組織片の厚さはできるだけ薄くする。5μm.以下の組織片が良好です。
3)脱灰液は十分な量を使用し、液の交換を早めに行って下さい。また、時々振盪し液の浸透を良くし短時間で脱灰を行うことが肝要です。
4)脱灰終了後は、中和を目的として5%硫酸ナトリウム液または5%硫酸リチウム液に12~24時間浸漬。その後、一晩水洗または50~70%エタノール中に5~10時間浸漬してから、包埋作業を開始します。
5)脂肪の多い組織片では、脱脂後に脱灰を行い、脱灰効果を高めます。

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