臨床検査用染色液・試薬及び顕微鏡用グラス、替刃等に貢献する武藤化学株式会社

サイトコレクト液

サイトコレクト液
サイトコレクト液
定価12,500

従来は、検体採取後ただちに処理を行わなければならなかった検体の保存固定が可能となりました。

JANコード4517715119010
品番11901
商品名サイトコレクト液 ※販売終了品※
包装20ml×50本
製造日数2
規制他
使用期限1年
販売終了品

特長

・細胞の保持に優れている保存固定液です。
・尿、体腔液、針洗浄等に最適です。
・保存固定には沈査の10倍量以上入れるだけです。
・検体は常温で数カ月保存できます。
・細胞診検査だけでなく各種免疫染色、遺伝子検索等にご使用できます。

検体の採取固定方法

尿、体腔液等液状検体の場合
(1)尿、体腔液等の液状検体を600G 5分遠心し沈査を得て下さい。
(2)沈査の10倍量程度のサイトコレクト液を添加しよく混和して下さい。
(3)30分以上静置(固定) して下さい。
穿刺吸引検体(乳腺等)の場合
(1)穿刺した針より直接突出して最初に従来標本を作成して下さい。
(2)5-10ml程度のサイトコレクト液で針の洗浄を行って下さい。
(3)30分以上静置(固定) して下さい。

標本作製方法

一般的塗抹方法
(1)1660G/5分(3000rpm/半径16.5cm)の遠心後にデカントで固定液を廃棄(よく切る)し、沈査を得て下さい。
(2)コーティングスライド(Newシラン?)を用いて沈査をすり合わせ法、オートスメア法等で塗抹して下さい。
(3)95%エタノールへ直ちに静かに入れ、10分以上再固定した後染色して下さい。
CytoPrep21を用いた方法
(1)CytoPrep21を用いて型どおり標本作製を行って下さい。
(2)フィルターラートのまま、またはNewシラン?へ細胞を転写して下さい。
(3)95%エタノールへ直ちに静かに入れ、10分以上再固定した後染色して下さい

標本作製時の注意点

・本製品はポリエチレングリコールを含まないため、乾燥させないようにして下さい。
・沈査を得る際(標本作成法(一般的塗抹方法(1)))は塗抹時の剥離防止のためサイトコレクト液をよく切って細胞を得て下さい。
・細胞の接着力が弱いため、コーティングスライド(Newシラン?)の使用をご使用ください。
・ラピッドフィックス、ラピッドスプレーを併用することにより細胞の接着力は更に向上します。 ・血液成分過多の検体では、遠心後に有核成分(バフィーコート)を採取し固定して下さい。
・本固定液を用いた検体ではギムザ染色は適応致しません。
・本固定液を用いた検体では室温で3週間、冷蔵で3ヶ月間の保存可能です。 子宮頸部扁平上皮細胞と頸管細胞
子宮頸部正常子宮頸管細胞
子宮頸部ASC-H
子宮頸部HSIL
子宮頸部非角化型扁平上皮癌
子宮内膜内膜癌Grade2
自然尿尿路上皮癌Grade2

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