臨床検査用染色液・試薬及び顕微鏡用グラス、替刃等に貢献する武藤化学株式会社

・HBs抗原を目的とした場合は、酸化・還元を行う。これによりHBs抗原の染色性は良くなるが、後染色のヘマトキシリン染色およびエオシン染色が染まりにくくなるので注意が必要。この場合はケルンエヒトロートで核染色を行うと良い結果が得られる。
・ビクトリアブルー染色液の染色時間は8時間～24時間。不十分な場合は、再度、ビクトリアブルー染色液に入れる。
・ビクトリアブルー染色液はアルコールに易溶なので、分別時、後染色および脱水時に過剰に脱色しないよう注意が必要。
・過分別を行った場合には、ビクトリアブルー染色液にて再染色を行って下さい。