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cytodiagnosis

パパニコロウ染色は、Papanicolaou によって発案された染色方法で、核をヘマトキシリンで染色し細胞質は分化度合いによってオレンジG、エオシンY、ライトグリーンにて染分けます。また核内クロマチン構造および細胞質を透明感がありながら鮮明に染色できるため重積した細胞集塊をも観察が容易な利点があり、細胞診断には必要不可欠な染色方法です。

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コーティング固定液は、固定作用を持つアルコールと保湿成分(ポリエチレングリコール)を主成分としています。これにより固定と同時に保湿効果を与えることが可能で、輸送などによる長時間経過後にも綺麗な細胞診染色が行えます。また染色による細胞剥離を防止する効果もあるので、細胞が剥離し易い液状検体の固定液としても有用です。

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肺癌集団検診において、喀痰を用いた標本作製方法として新鮮喀痰直接塗抹法と蓄痰法に大別されます。新鮮喀痰塗抹法により作製された標本では、喀痰中の粘液等の夾雑物が多く鏡検が困難な場合があります。しかし粘液融解剤を含有するYM 式喀痰固定液による蓄痰法では、標本中の夾雑物が減少するので鏡検が容易になる利点があります。

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本固定液はアルコール成分と保湿効果を持つポリエチレングリコールにより構成されています。蛋白成分の少ない検体である尿や体腔液では、固定や染色等により細胞剥離が生じる場合がありますが、本固定液と検体沈査を混合し標本作製することにより細胞剥離が抑制できる利点があります。また液状検体の性能を考慮し、粘液溶解剤の添加量はYM 式喀痰固定液の半分量となっています。

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糖質に含まれる1,2‐グルコール基を過よう素酸で酸化し、生じた2 つのアルデヒド基にシッフ試薬1 分子と結合させ赤紫色に染める方法で、グリコーゲン、粘液物質、真菌などの染色に用いられます。

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酸性粘液多糖類の染色を目的としており、印環細胞癌、中皮種、軟骨肉腫、滑膜肉腫などで特徴的に染色されます。

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血液系疾患の細胞観察には乾燥標本のロマノスキー染色が非常に重要です。また湿固定標本と比べ細胞剥離が少ないので、尿や体腔液などの細胞剥離が生じやすい検体にも有用であり、更に簡便で迅速に行える染色なので術中の迅速細胞診にも有用です。ロマノスキー染色として、ギムザ単染色、メイ・ギムザ二重染色等がありますが細胞診分野ではメイ・ギムザ二重染色が広く利用されています。

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Cyto Quick はフィールド染色を2 ステップに改良し、染色時間を20 秒に短縮したものです。しかもギムザ染色と同様に核内構造を明瞭に染色できるよう開発した商品です。

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標本の永久保存用の封入剤で、アクリル樹脂をキシレンで溶解した封入剤です。製品中には、紫外線および酸化による染色標本の褐色抑制を目的として、紫外線吸収剤、酸化防止剤が含まれています。これにより、長期間、安定して綺麗な標本が観察できます。

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尿中の細胞を様々な角度から保護し細胞変性を防ぎます。特に変性の激しい癌細胞においてもその効果は明確です。

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SM迅速染色キットを用いて、パパニコロウ染色を短時間(約5分間)で行うことができます。

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細胞にやさしく診断にやさしい洗浄固定液。洗浄固定後、1週間保存可能です。

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従来は、検体採取後ただちに処理を行わなければならなかった検体の保存固定が可能となりました。

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婦人科検体、尿、体腔液など多種多様な検体を用いた液状化検体細胞診が可能です。細胞保存と標本作製が同一の容器で容易に行えるため、操作が非常に簡便で、高額な機器は必要なく、遠心機のみで標本作製が可能で、標本作製の標準化に期待されています。

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子宮頸部細胞中のヒトパピローマウイルス(HPV)の検出に優れた細胞保存液です。

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